パリ・凱旋門でスリ集団に遭遇した実体験、被害を最小限に抑えた防犯対策

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スリ集団に実際に遭遇した実体験

花の都パリは日本人街抱いている華美なイメージとは裏腹に治安とくにスリが多い街です。特に日本人観光客は狙われやすく、実際に多数の手口があり、注意しておかないと大変なことになります、旅行中にお財布や現金、クレジットカード、スマホなどを盗まれたらせっかくの旅行が台無しです。

本記事では実際に筆者がパリで遭遇した「署名+囲み(おしくらまんじゅう)スリ」の体験談と、具体的なスリ対策を紹介します。

目次
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【体験談】凱旋門で実際に遭遇した「おしくらまんじゅうスリ」

実際に遭遇

パリ旅行の観光2日目(初日は到着してすぐホテル~夕食~就寝のため本格的な市内観光の初日)、地下鉄を乗り継いでいった先はエッフェル塔からの凱旋門です。

パリの凱旋門

凱旋門の周りは円形の交差点になっていて多くの車が行きかい、その周りを石畳の歩道が囲っています。

【スリの手口①】署名スリ

実際のスリ集団

(観光のために撮っていた写真にたまたま写ってました)

実際のスリ集団は写真の赤枠の女性4人で、ちょっと古着っぽいコート(ジャンバーのようなもの)を着ていて年齢は20代前半のような感じ、手には板と署名の紙を持っています。

私が横を通り過ぎると先頭の一人の女性が「(言語不明)○○○~~」と話しかけてきますが何を言っているかわかりません。ここで立ち止まって話を聞いたり、署名をしたりすると、その隙に他のメンバーがカバンやポケットから金品をスル手口です。

立ち止まらずに無視して歩いていたら彼女たちは次の行動に……。

【スリの手口②】囲み(おしくらまんじゅう)スリ

突然、残りの女性が走り寄ってきて、私に全力で体当たりをかましてきます。「うにゃうにゃうなあなななななか~~~」と叫びながら体を押し当ててきて一気に囲まれて、おしくらまんじゅう状態になりました。

おしくらまんじゅう状態

彼女たちは観光客を見つけたら、一目散に相手(正確にはポケットやカバン)めがけて走ってきて、根こそぎ手を突っ込んでポケットやカバンに入っているものをとにかく奪い去るス強引なリです!話には聞いていたので、「やばいっ!」と条件反射的に体をひねって体感約1秒で跳ねのけて、2mぐらい飛び避けたところ、彼女たちは一目散に走り逃げ去っていきました。

……が、

開けられそうになっていたバッグ

バッグのチャック(ちょっと)あけられてました!

注意

パリのスリ集団はナイフなどを持っていることもあるので、うかつに追いかけていくと、より深刻な事態になる場合もあります。被害にあった場合は軽はずみな行動はせず落ち着いて対処することが大切です。

実際に行っていたスリ対策(これのおかげで被害にあわずに済みました)

スリ対策

私の場合、パリはスリが多いことを事前に調べて知っていたので以下の対策しており、実際の被害は「ポケットティッシュ」だけで済みました。(実際に行っていた対策です)

スリ対策①:コートの外側のポケットは2重の作り

コートの目立つ方のポケット
コートの外側のポケット(2重になっている)

私が着ていたコートの外側のポケットは目立つほう(すぐに手が入れらるほう)の奥にさらにポケットがあり2重になっています。奥のポケットに手を入れるためには「ぐいっ」と差し込まなければならず簡単ではありません。

スリ対策②:外側のポケットはティッシュだけ、貴重品は内ポケットにしまう

2重になっている外側のポケットにはポケットティッシュしか入れておらず、お金(小銭)や財布(紙幣・クレジットカード)、スマホなどは全てコートの内側のポケット(またはズボンのポケット)に入れているので、私がコートを脱がない限り他人は手が入れられません。

スリ対策③:カバンのチャックはチェーン付き(自作)

(動画ですー音が出ます)

カバンのチャックはチェーンを自作で付けており、チャックを引っ張多だけでは開かない仕組みに改造していました。チェーンを外さないと開けられない仕組みにしてあったので、簡単には中を取られません。※それでも開けようとされていた。

鞄の中には地図(紙一枚)やハンドタオル(ハンカチ)ぐらいしか入れてないので、もし開けられて取られても被害は極小(ほぼ無い)ので問題ありません。上述の通り貴重品などはコートの内側(内ポケットやズボンのポケットなど)に仕舞ってはあります。

スリ対策④:財布とスマホはチェーン付き

お財布とスマホはチェーンを付けてポケットに入れる。

財布とスマホはチェーン(または伸び縮みするやつ)を付けて腰のベルトと繋げていますので、そのまま持って行かれることはありません。街を歩いている間、チェーンがチャラついて田舎のヤンキーみたいになりますけど、防犯としては有効です。

スリ被害に遭わないために気を付けること

気を付けること

怪しい集団からは離れる、話しかけられても無視をする

バインダーや地図を持った複数人グループには近づかない。 手元に署名用紙(バインダー)や地図を持っている複数人のグループを見かけたら、近づかずに距離を取ることが最善の防御です。言葉が分からなくても「No」とはっきり拒絶するか、完全に無視して足早に立ち去ってください。

万が一囲まれそうになったら、大声を出したり身をひるがえしたりして、その場からすぐに離れることが大切です。

地下鉄ではドア付近に立たない

閉まる間際の「一瞬のひったくり」に要注意。 地下鉄(メトロ)に乗車する際は、できるだけ車両の奥へ進むようにしてください。乗降口のドア付近に立っていると、発車ベルが鳴ってドアが閉まる瞬間に、背後からカバンやポケットを狙われます。

スリ集団は品物を奪った瞬間にホームへ飛び降り、そのまま閉まるドアの手前で逃げ去るため、追いかけることができません。

地下鉄・電車の中では隣や周囲に注目する

空いている車内でわざわざ近くに寄ってくる人物は警戒。 車内が混雑しているときはもちろん、空いている車内で不自然に距離を詰めてくる人物には警戒が必要です。複数人のスリ集団がターゲットを挟み込むようにして立ち、乗客の視線を遮りながら犯行に及ぶケースが多発しています。

スマートフォンに熱中しすぎず、常に周囲の動きに目を配っておくことが防犯に繋がります。

観光地ほど要注意(ルーブル美術館の中でも危険)

「作品に夢中になっている瞬間」が最も危ない。 エッフェル塔や凱旋門周辺、モンマルトルといった屋外の有名スポットだけでなく、美術館や教会の内部でもスリは活動しています。特にルーブル美術館などの館内では、作品の鑑賞に集中して無防備になった瞬間が最も狙われやすい時間です。

絵画や展示品に見入っているときこそ、荷物は常に体の前面で抱えるように保持してください。

人にぶつかったらスリを疑う

偶然を装った「セットプレイ」を警戒する。 街中や駅の階段などで不自然に人がぶつかってきた場合は、単なる偶然と思わず、その瞬間にスリの手が伸びていると疑ってください。わざと足を引っかけてきたり、物を落として注意を引いたりして、仲間に盗ませる手口も存在します。

衝撃を感じたらすぐに自分のバッグやポケットへ手をやり、貴重品が無事か確認する癖をつけましょう。

スマホの「ながら歩き」やカフェでの卓上放置はやめる

画面に集中している手元、テーブルの上から強奪される。 近年パリで急増しているのが、スマートフォンを狙ったひったくりです。道が分からないからと画面を見つめながら歩いていると、すれ違いざまに手から強引に奪い取られます。

カフェのテラス席などでスマートフォンの本体をテーブルの上に置いたままにするのも厳禁です。案内を装った紙の地図やチラシを上に被せられ、そのまま紙ごと持ち去られる手口が横行しています。

必要以上の大金を持ち歩かない

万が一の被害を最小限に抑えるための鉄則。 万が一被害に遭ってしまった場合でも、損失を最小限に抑えるための事前対策です。パリの街なかでは、地下鉄の切符購入からカフェでの支払いまで、ほぼすべての場所でクレジットカードやタッチ決済が利用できます。

財布に入れる現金は1日あたり数千円(数十ユーロ)程度に留め、多額の紙幣はホテルのセーフティボックス等に分散して保管してください。

もしも被害にあってしまったら

被害にあったら

スリ集団に気をつけていても、巧妙な手口によって被害に遭ってしまうことはあります。万が一、パリでスリの被害に遭遇してしまった場合に、被害を最小限に抑え、その後のトラブルを防ぐためには主に以下の対処をします。

対処具体的な対応内容・注意点
1. クレジットカード・スマホの利用停止クレジットカードやスマートフォンを盗まれた場合は1分1秒を争います。カード会社への連絡、またはスマートフォン(iPhoneの「探す」機能など)の回線・端末停止手続きを最優先で行います。

パリのスリは盗んだ直後にカードのタッチ決済を上限まで使い切るケースが多いため、発見の遅れが二次被害の拡大に直結します。
2. 現地の警察署で「被害届」を出すクレジットカードの不正利用の補償や、旅行保険(携行品損害)の請求には、警察が発行する被害届の証明書(ポリスレポート)が必須です。最寄りの警察署(Commissariat de police)へ向かい、被害に遭った日時、場所、盗まれた品物を申告してください。
3. パスポート紛失時は「日本国大使館」へ連絡パスポートを盗まれてしまった場合は、速やかにパリにある「在フランス日本国大使館」へ連絡、または直接行きます。

帰国便の日程に合わせて「帰国のための渡航書」か、パスポートの再発行手続きを行う必要があります。手続きには警察が発行したポリスレポートや顔写真が必要になるため、事前に必要書類を大使館のウェブサイト等で確認しましょう。
4. 海外旅行保険の窓口へ連絡クレジットカード付帯の保険や、事前に加入した海外旅行保険の「緊急サポートデスク(日本語対応)」に電話を入れ、被害の報告と今後の手順を確認します。

提携しているサポートデスクによっては、警察署での手続きのアドバイスをくれたり、パスポート再発行にかかる費用を補償してくれたりする案内を受けられます。

ホテルは治安のよいエリアで探そう

ホテルを探す

パリ旅行ではホテル選びも非常に重要です。朝食をホテル近くのカフェで楽しんだり、夕食を近くのレストランで済ませたりすることもありますので、できるだけ治安のよいエリアにあるホテルに宿泊するのが安心です。

パリは全域でスリなどの心配があり、日本よりはずっと警戒が必要ですが、まだ比較的治安が良いのはセーヌ川左岸(南側)の6区や、14区のモンパルナス地区周辺です。モンパルナスはいわゆるパリの商業地域で、会社員や比較的社会ステータスの高い人が集まるエリアですので、他と比べると治安が良い部類に入ります。

注意

日本人が観光でよく行く1区(ルーブル美術館周辺など)やシャンゼリゼ通りは、観光客を狙ったスリの多発地域です。また、セーヌ川右岸(北側)の18区や19区、20区、モンマルトルの丘近辺の地区は、さらに治安が悪い(スリ以上の犯罪リスクもある)エリアになってくるため警戒が必要です。

モンパルナスの夜

夜はレストランやカフェ(BAR)が遅くまで開いていて、道もお店の灯りで比較的明るい街です。(とはいえ、女性同士、女性の一人歩きなどは避けましょう)。

\よいホテルほど早めの予約が大事(満室になる前に!)/

まとめ:パリ・凱旋門でスリ集団に襲われた実体験

まとめ

花の都パリは歴史的な建造物や美しい街並みなど魅力に溢れる都市ですが、日本の感覚のまま無防備に歩いていると、巧妙なスリ集団の標的になりかねません。せっかくの素晴らしい旅行を台無しにしないためにも、観光中は常に一定の警戒心を持ち、トラブルを未然に防ぐ意識が何よりも大切です。

  • 貴重品の管理とバッグの工夫:現金やスマートフォンはコートの内ポケットなどの取り出しにくい場所に分散して仕舞い、カバンのチャックには自作のチェーンを取り付けるなど、物理的に盗まれにくい対策を徹底します。
  • 街なかや移動中の周囲への警戒:署名を求めて近づいてくる不審な集団は完全に無視し、地下鉄では一瞬の隙を狙われないようドア付近を避けて車両の奥に立つなど、周囲の状況に常に目を配ることが防犯に繋がります。
  • 安全を最優先にしたホテル選び:観光の中心地やモンマルトルの丘周辺などのスリ多発・治安要注意エリアは避け、比較的落ち着いていて社会ステータスの高い人が集まるセーヌ川左岸の6区や14区モンパルナス周辺で宿泊先を探すのが安心です。

事前の準備と心構えさえしっかりしていれば、スリの被害に遭うリスクは大幅に減らすことができます。万が一のときも落ち着いて対処できる知識を身につけ、万全の防犯対策で忘れられない最高のパリ旅行の思い出を作ってきてくださいね!

どんどん情報局

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著作者:Boon ☆

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