フランス・パリの空港から市内への移動はバスがおすすめ
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空港からパリ市内までの移動手段は4種類
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内への移動方法は主に4種類あります。
それぞれメリットデメリットがありますが、値段も安く、比較的安全に移動できる「バス」 がお勧めです。
ひとつづつ見ていきましょう
■ 1.送迎サービスを利用する
空港の到着ゲートで添乗員(ドライバー)が待っていてくれて、あの、目立つパネルに名前を書いて大声で呼んでくれる送迎サービスです。
「専用」、もしくは「乗り合い」の車で移動します。
移動中は日本語(または英語)で市内観光のノウハウを教えてくれたり、ホテルのチェックインを手伝ってくれることもありますのでパリ初心者にはとても優しいサービスです。
一番安心で安全な方法ですが、とにかく、値段が高額です。
値段は1名あたり約90ユーロ(約1万円以上)は必要になりますので、「これからパリで豪遊するぞ!」と意気込んでいる日本人観光客にとっては、けっこう痛い出費とも言えます。
■ 2.タクシーを利用する
初めての外国で、いきなり言葉も分からないままタクシーに乗るのは度胸がいりますが、送迎よりはお安く、ポピュラーな移動手段の一つです。
空港(到着ゲート)で「ヘイ、タクシー」と声かけてくる「ぼったくり白タク」を無視しつつ、
正規のタクシー乗り場から乗った場合は「空港」 ⇔ 「パリ市内」の移動は固定金額で決まっていますので、
ぼったくりの心配は余りありません。
- 「空港」⇔「セーヌ川左岸」は50ユーロ(約6200円)
- 「空港」⇔「セーヌ川右岸」は55 ユーロ(約6800円)
しれっとメーター立てる一部のチョイ悪タクシーなどを除けば比較的安心でお得な移動手段です。
しかし、これからパリで数日間、いくらお金が飛んでいくかわからない状況ですので、6000~7000円は、できれば節約したいところと言うのも本音です。
注意
フランス・パリは空港からパリ市内へ行く途中のエリアに治安が悪いところがあり、トンネル内で車のガラスを割られて強盗に襲われるなどの被害報告もあります。
タクシーに乗った場合も、カバンは常に抱えるなど、窓の外に気を配るなど、十分に気を付けなければなりません。
■ 3.バスを利用する
チケットの買い方や乗り方など利用方法に若干の慣れが必要ですが、最も効率が良い移動手段がバス移動です。
値段は比較的お手ごろな価格となっており、「モンパルナス行きバス」で18ユーロ(約2250円)です。
お財布に優しい移動手段です。
ポイント
モンパルナス行き(Le Bus Direct)はバスの車高も高く、立派なバスで比較的安全です。
一方、オペラ座近辺で発着する ( Roissy bus ロワッシーバス ) は窓が低い位置にあるため、移動中に強盗に窓を割られてバッグを取られる被害などがあるそうです。
座る位置を工夫するなど注意が必要です。
■ 4.電車で移動する
PER(パリ高速鉄道)から、治安が悪いともっぱら有名な「パリ北駅」を通り(乗り換えが必要な場合もあります)、
アリの巣のような地下鉄メトロを乗り継ぎ、
多々あるメトロ乗り換えのための階段を重いスーツケースを持って移動する苦行です。
たとえお値段が10ユーロ(約1250円)と安くても、これは、無理ゲーに近いチャレンジです。
治安面は何とかクリアしたとしても、パリのメトロの駅内の移動は階段が多く、
旅行で重いスーツケースを抱えながら移動するのは非現実的ですので、
電車の移動はやはりおすすめいたしません。
実体験紹介「空港から市内(モンパルナス)へバスで移動」
■ 1.到着ゲートを出てチケット売り場に歩いていく
CDG(シャルル・ド・ゴール空港)で入国手続きを済ませて、
バッゲージ(スーツケース)をピックアップしますとすぐに放り出される空港通路、
数多くの名前の書かれたパネルに吸い込まれていく送迎サービスを事前予約している日本人観光客の間をすり抜け、
看板「Bus」方面に向かいます。
大きく「Bus」と書かれている案内板がありますので、道には迷いません。
どんどん人気が無くなるこの怪しさが堪りません。
バスターミナルに着きましたら、待合室で待っている人たちの雰囲気が結構怖いので、入らないほうが無難かもしれません。
チケットを購入します。
自販機で切符を購入します、画面上に表示される案内は簡単な英語ですので購入操作は問題なく、18ユーロでモンパルナス行き(LINE.4)を購入します
支払いはクレジットカード専用となっており、自販機で「英語表示」を選んだものの、簡単な英語ですがやはり意味がわからなくてもたついていたら、
隣で切符を買っていたアメリカ人観光客が親切にいろいろと買い方を教えてくれたんですけど、
やっぱり英語で話してくるからよくわかりませんでした。
注意
切符自動販売機にクレジットカードを入れますが、購入後に、日本の機械のように丁寧にクレジットカードが出てきません。
自分で引っこ抜かなければならないので、日本人観光客は「クレジットカードが出てこない」と迷う場合もありますので注意です。
■ 2.バスを待つ
無事にチケットを購入したら、空港の外に出てバスの到着を待ちます。
モンパルナス行きのバスは LINE.4 「4. Paris」です。
案内板を見て「E」の位置で 「Gare de Lyon - Gare Montparenasse(リヨン駅経由、モンパルナス行き)」のバスを待ちますが、
外で待つのは超ヒマですので、パリに来た高揚感も重なって、時差も気にせず日本の友達に爆撃 LINE をしているうちに大きい「バス」がやってきます。
■ 3.バスに乗る
想像以上に大きいバスがやってきます。
パリ市内への移動は、「Le Bus Direct バス」と 「Roissy bus ロワッシーバス」がありますがモンパルナス行きは 「Le Bus Direct バス」です。
明らかに車体の立派さが違いますので間違うことはほぼありません。
バスの車体は、とても大きいです。
係の人(ドライバー?ドアマン?)がバスの横に荷物を積み込んでくれます。
その際、フランス語で、「ぺらぺらぱらぱらぺらぱらぺらぺーら」と言われますが、基本的にはわかりません、
これは、「あなたは、リヨンとモンパルナスのどちらで降りるんだ?」と聞いていますので、
降りるほうの駅を答えます!
「モンパルナス!シルブプレ~」
シルブプレ(よろしくお願いします)がちょっと恥ずかしいですが、潔く話しましょう。
モンパルナス行きのバス(LINE.4)はバス窓が高い位置にあり、
高速道路で外から窓ガラスを割られて襲われる心配があまりありませんので比較的どこに座っても良いのですが、
バス奥の右側の席をお勧めします。
リヨン駅(経由駅)で間違って自分のスーツケースが外に出されて、そのままバスが出発しないように見張るためです。
■ 4.パリへ移動する
バスの移動時間は道路の混み具合で大きく変わります。
夕方の通勤ラッシュ時間帯では道が混んでいて、空港でバスが出発してからモンパルナスまで2時間程度かかることもありますので、
トイレは飛行機の中で済ませておきましょう。
空いている時間帯であれば、60分程度で着く行程です。
日本からの JAL 国際線でパリについた場合、パリ着が 15時ごろ、そこからバスで2時間ほどかかりますので、モンパルナスに着くのは18時ごろになります。
冬のヨーロッパは日が短く、18時ですでに周りは真っ暗です。気を付けてホテルまで移動してください。
夜の街に輝く、トゥール・モンパルナス(パリの有名な高層ビル)が美しいモンパルナスです。
芸術のパリへようこそ!
ユーロは日本で両替して持っていく
パリ市民はクレジットカードの利用が中心ですが、
観光客はなかなか小物の買い物などカードで支払うのはためらいます。
やはり旅行中はユーロで現金払いしたいところ、
ところが、
空港内での両替はマジでレートが悪いので全くお勧めできません。
ユーロは日本国内で両替していくことをお勧めします。
おすすめネット両替
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円→ユーロの両替について、詳しくはこちら。
両替一つで大きく変わるお金の量、できるだけお特に両替してくださいね。
そんな素敵なパリに、今年こそ、ぜひとも旅行に行きましょう♪
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