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岩手・南部藩のお城は盛岡にある「不来方(こずかた)城」(正確には「盛岡城」)いまは盛岡市民の憩いの公園として存在している盛岡城跡公園(岩手公園)を紹介します。水と緑の憩いの場、そして歴史も感じられる心地良い公園です。
「盛岡城跡公園散策」
盛岡市民の憩いの公園「盛岡城跡公園」
日本全国にある有名なお城のように天守閣やお城を取り巻く建物もなければ、入場料がかかったりもしません。誰でも自由に入れる公園で、中津川とお城の樹木、石垣や芝生でのくつろぎを楽しめる盛岡市民の素敵な素敵な憩いの公園として、いまもなお、愛され続けている公園です。
中津川に寄り添う盛岡・不来方の城跡公園
岩手・盛岡は北上川、雫石川、中津川と大きな3本の川が交わる街、水に恵まれ、山に恵まれた、水と緑の街、市内を流れる中津川に寄り添って立地する盛岡城跡公園は川の癒しの溢れる公園です。
中津川対岸から望む盛岡城跡公園は木々が並び立ち、咲き誇る花々の美しさに見惚れます。
左右に、川沿いと、城跡を望む道はなぜか不思議な感覚に包まれる、そんな素敵な小道を澄んだ空気と緑の癒しを楽しみながら歩いていると、たまに河原に落ちそうになるので要注意です。いや、マジで危ないのでお気を付けください。
中津川側から公園の小道に入ると、まるでトレッキングコースのよう、水のイオンたっぷりの、癒しの散策道ですね。
休日にゆったりしたい芝生広場
中津川沿いの広場は芝生の絨毯、夏は青々とした芝生が広がります。芝生エリアに入って遊んだりはできませんが、道に沿って配置してあるベンチに座ってゆっくりしている老夫婦をよく見かけます。公園でほほ笑む老夫婦が幸せそうですね。
盛岡歴史文化館
盛岡城跡公園には、芝生広場に隣接して盛岡の歴史を学べる「盛岡歴史文化館」があります。昔は市民図書館でした。本も多く、図書館内では本を読むための専用の机スペースが来館者に貸し出しされていて盛岡市内の受験生が静かな環境で勉強できる良い図書館でしたが夏休みになると勉強する中学生、高校生で館内が埋め尽くされるので、本来の図書館の目的とは違ったかもしれませんね。
今は盛岡の歴史が展示されている文化館、興味深い面白い展示がたくさんありまして一階に展示している盛岡の祭りの山車は圧巻です。
ヤーレヤーレヤーレヤーレー♪
祭りの掛け声は「ヤーレヤーレヤーレヤーレー♪」ですが、盛岡独特ですかね?
櫻山神社(さくらやまじんじゃ)
文化館からすぐ隣に、静かな神社「櫻山神社」があります。春には櫻に包まれるところから櫻山と呼ばれる神社です。
おみくじが色鮮やかでかわいいです。
櫻山神社の脇には、美しい階段があります。
登ってみると、岩がある!「烏帽子岩」と呼ばれる公家様の帽子のような岩があります。実際、こんなでっかい帽子は被れませんが(重いし)「烏帽子岩」は南部藩盛岡で広く信仰され災害や疫病などに対して、岩の前で平安祈願の神事が行われました。南部藩盛岡の「お守り岩」として、今でも多くの人に崇拝されています。
さすが「岩(いわ)」手!
岩を語らせたら日本一!かもしれません。
桜山神社の烏帽子岩も盛岡の「岩」、盛岡地方裁判所の構内には、石を割って桜の木が生えている「石割桜」もあり、鬼が「悪さをしない約束手形」として岩に手形を打った「三ツ石神社」(岩手の県名の由来)など、盛岡中心街にはいくつもの「伝説の岩」があります。不思議な街ですね。盛岡!
池を通って多目的広場へ
櫻山神社から改めて公園内に盛岡城跡公園史跡入り口から入ると、
池のほとりが心地よいです。
まっすぐ進むとお城の中腹、多目的広場に続きます。ぽつんと「鉄棒」が設置してあるのが妙にかわいいです。昔は「滑り台」もあったんですけどね
お城の本丸へ
ここからは登り道、お城の本丸へ向かいます。ここはさすがに登れない(登ったら怒られます)。
ちゃんとした道を登って、
登って、
見下ろします。
本丸御殿跡には、騎馬像の台座が鎮座していて、騎馬像(銅像)は戦時下に戦時動員で国に供出され現在は台座のみが残るが、それでもなお(むしろ台座のみの情景が)、かっこいいですね。
本丸を後にして二の丸へ
本丸から二の丸へは橋を渡る赤い木橋「渡雲橋」が趣がありますが、けっこう古い橋なので渡るのがちょっとドキドキです。大丈夫です、しっかりしてますので、渡りましょう!(たぶん)
二の丸には「石川啄木の歌碑」があります。
「不来方(こずかた)の、お城の草に寝ころびて、空に吸はれし、十五の心」
十五歳の感情豊かな思春期の啄木が、(おそらく学校を抜け出して)盛岡城のお城の芝に寝ころんで空を見たら、なんと澄み切った空に、自分の心が吸い込まれそうになるくらい、
めっちゃ気持ちええやん!
なんか学校のこととか不満というか自分でもうまく言えない苛立ちがあるけど、そんなことどうでもよくなる、そんな気持ちも一緒に吸い上げてくれる澄んだ空だなぁー、世の中は広いなー、みたいな感じでしょうか?十五歳でこんな詩が読めるとは、石川啄木はとんでもなく感受性の高い詩人ですね。
二の丸から三の丸を通って坂を下りて盛岡市内の繁華街(大通り)へ戻ります。盛岡城跡公園の散策でした。
おまけ
盛岡城跡公園には、昔懐かしい飲み水用の水道蛇口がよくあります。水道の水が飲み水として利用できる国は世界でも珍しい日本の誇るべき大切な資源の一つでしょう
いま、いろいろ先人から受け継いできた資源や資産、文化が崩され、破壊されようしていますが、私たちは歴史をしっかり学び、祖先から受け継いできた大切な宝物を私たちが守り、そして未来へとつなげていかなければなりませんね。
盛岡の休日、憩いの公園、盛岡城跡公園を、ぜひ楽しんでくださいませ
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